平射図法(方位図法 正角図法)
ランベルト正積方位図法に似るが地図の中心から周辺部に向かって緯線・経線間隔が広がる
半球図の外周は円になり地球をイメージできる
左:水半球 右:陸半球
(サモア1972年発行)
ランベルト正積方位図法(方位図法 正積図法)
中央経線上では緯線が等間隔 半球図の外周は円になり地球をイメージできる
左:フランス北部中心の半球図で陸半球を示す(陸半球:陸地が最も多く含まれる半球)
(フィンランド1972年発行) →切手解説ブログ
右:ニュージーランド南東部中心の半球図で水半球を示す(水半球:海洋が最も多く含まれる半球)
(ノーフォーク島1991年発行) →切手解説ブログ
正距方位図法(方位図法 その他の図法)
地図の中心から他の地点への方位と距離が正しい
世界全図は円形で外周円は地図の中心の対蹠点(地球の真裏側の地点)
(キューバのハバナ中心:真西の方位にあるのがオーストラリア大陸)
(キューバ1962年発行)
ヴェルネル図法(その他の図法(擬円錐図法) 正積図法)
世界全図の外形がハート形
緯線は同心円
周辺部の大陸形状のひずみが大きい
ボンヌ図法の標準緯線を緯度90度に設定した図法
(ベネズエラ1972年発行) →切手解説ブログ
ヴィンケル図法(その他の図法 その他の図法)
緯線は周辺部がそり上がる
極も直線で描かれる
大陸の形状のひずみが小さく断裂のない世界全図に適する
(ブラジル1986年発行)
グード図法(その他の図法(擬円筒図法) 正積図法)
緯線の長さが同じになる緯度40度44分で2つの断裂図法を接合
緯度40度44分より低緯度側はサンソン図法、高緯度側はより見映えの良いモルワイデ図法
(北半球に2本、南半球に4本の中央経線)
(キューバ1964年発行) →切手解説ブログ
断裂サンソン図法(その他の図法(擬円筒図法) 正積図法)
太平洋(日本)を中心に描いている
(北半球に3本、南半球に3本の中央経線)
(日本1963年発行)
断裂サンソン図法(その他の図法(擬円筒図法) 正積図法)
海洋部に加えてユーラシア大陸中央部でも断裂させている
アジア東部の形状の見映えが良くなっている
(北半球に3本、南半球に3本の中央経線)
(国連1964年発行) →切手解説ブログ
断裂サンソン図法(その他の図法(擬円筒図法) 正積図法)
円筒図法の経線を正弦曲線に修正し極が尖るサンソン図法を断裂せた図法
(北半球に2本、南半球に3本の中央経線)
(ブラジル1973年発行)
断裂モルワイデ図法(その他の図法(擬円筒図法) 正積図法)
モルワイデ図法に中央経線を複数設定し海洋部で断裂させた図法
各大陸の形状のひずみが少ない
(北半球に2本、南半球に3本の中央経線)
(日本1974年発行) →切手解説ブログ
モルワイデ図法(その他の図法(擬円筒図法) 正積図法)
世界全図のうち
東経160度~西経140度の経度幅60度分をカット
(アルバニア1974年発行) →切手解説ブログ
モルワイデ図法(その他の図法(擬円筒図法) 正積図法)
緯線は直線 経線は楕円弧(中央経線は直線)
円筒図法の経線を修正
両端部の陸地の形状がひずむ
(ドミニカ共和国1972年発行) →切手解説ブログ
ミラー図法(円筒図法 正角・正積どちらでもない図法)
経緯線が直交する
高緯度の面積の拡大がメルカトル図法より緩和
見映えが良く世界全図に利用
(フランス1999年発行) →切手解説ブログ
メルカトル図法(円筒図法 正角図法)
経緯線が直交する
地図上の任意の2地点を結ぶ直線が等角航路を示す
航海図に適する 現在の海図もこの図法
高緯度程面積が拡大される
(ドイツ1956年発行) →切手解説ブログ
正距円筒図法(円筒図法 正角・正積どちらでもない図法)
経緯線が直交する 経緯線が等間隔(方眼図法)
高緯度の面積の拡大がミラー図法よりさらに緩和
高緯度の大陸の形状がやや平べったい感じになる
(モナコ1999年発行) →切手解説ブログ
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